点灯管(グロー球)には、
口金が、ラセン状で、ねじって取りつけるタイプと、
2つの足が着いていて、ひねって取りつけるタイプがあります。
何か違いがあるのでしょうか?
まず口金が、
「ラセンにきってあって、ねじって取りつけるタイプ」は、
E形といって、型番の後ろに「E」と付き、
FG-1E FG-7Eの2種類があります。
一方、
「2つの足が着いていて、ひねって取りつけるタイプ」は、
P形といって、型番の後ろに「P」と付き、
FG-1P FG-4P FG-5P FG-7Pの4種類があります。
この2つの違いは、P形の方には、
「雑音防止のコンデンサー」が付いている点です。
この「雑音防止のコンデンサー」は、
点灯管が、始動時や点灯中に発生させるノイズを防止し、
テレビやラジオの雑音を防止するためにつけられています。
E形の点灯管には、
この雑音防止のコンデンサーが付いていないため、
照明器具の方に、雑音防止のコンデンサーが付いています。
2種類の点灯管の違いは、
雑音防止のコンデンサーが、
内蔵のタイプか、外付けのタイプかの違いなのです。
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