階段などの照明器具を、2カ所のスイッチで、
「点けたり、消したり」出来るようになっていますが、
配線は、どのようになっているのでしょうか?
階段などで、使われているスイッチは、
「3路スイッチ」といわれるスイッチを使っています。
3路スイッチの中身は、
下の図のように、枝分かれしていて、
一方に電気を伝えたり、スイッチを押すことによって、
もう一方に電気を伝えるような仕組みになっています。
実際に、3路スイッチをつきあった電気回路は、
下の図の用になります。
このような配線によって、
2カ所のスイッチで、「点けたり、消したり」出来るわけです。
また、3カ所で、「点けたり、消したり」出来る為には、
4路スイッチを使います。
4路スイッチの中身は、
平行になったり、クロスになったりして、
電気の行き道をかえます。
実際に、4路スイッチをつきあった電気回路は、
下の図の用になります。
また、この4路スイッチの数を増やすことで、
4カ所でも、5カ所でも、それぞれのスイッチで、
「点けたり、消したり」出来るようになります。
新しく、照明器具をつける時、
何カ所かで、電気を「点けたり、消したり」
出来たらいいなと思ったら、
可能なことですから、ぜひ電気屋さんにご相談下さい。
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