液晶テレビは、長寿命といわれていますが、
その理由は、どこからきているのでしょうか?
テレビの寿命は、一般に
「購入時の明るさが、半分になったとき」とされています。
テレビは、見る時間にしたがって、
次第に暗くなっていくのです。
液晶テレビは、映像を出すために、
背面からバックライトで、照らして映し出しています。
そのライトの寿命は約6万時間。
かなり長寿命のライトです。
家庭で使われている、丸い蛍光球で、
寿命が6000時間ですから、約10倍という計算になります。
(電気ノート 11ページ「蛍光ランプの寿命」参考)
この、6万時間という数値は、
1日8時間テレビを見たとすると、
約20年間となり、かなりの長寿命ということが分かります。
一方、ブラウン管テレビの寿命は、
約3万時間程度とされています。
1日8時間で計算すれば、約10年間の寿命となります。
また、もう一つの薄型テレビの「プラズマテレビ」の寿命は、
ブラウン管と同様に、3万時間程度です。
液晶テレビの長寿命は、
優れたバックライトのおかげで、
今までのテレビのおよそ2倍の長寿命ということです。
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