夏場、冷蔵庫の周りは、とても暑く感じます。
また、冷蔵庫の外側をさわってみると、
とても熱くなっていて、ちょっと心配になりますが、
大丈夫なのでしょうか。
冷蔵庫は、「蒸発熱」を利用して、
庫内を冷やす仕組みになっています。
「蒸発熱」とは、液体が気体に変わるときに
周囲の熱を吸収することです。
この仕組みを使って、庫内を冷やし、
例えば、冷凍庫では-18℃をキープできます。
冷蔵庫では、-18℃を作るために冷媒ガスを使います。
冷媒ガスを、液体や気体に変えて、
先程の蒸発熱の仕組みを引き出します。
この時、高温・高圧の気体を常温・高圧の液体にするのが、
凝縮器(コンデンサー)です。
凝縮器は、冷蔵庫の底面や側面の設けられています。
凝縮器では、高温から、常温にするため、
放熱が行われています。
その時の熱が、冷蔵庫の熱さの秘密だったのです。
側面は、約50〜60℃になるので、とっても熱くなり、
また、側面の凝縮器によって、
底面から温風が出ることがありまが、
庫内の、食品に影響がありません。
また、その熱で、火事になったりは無いので、ご安心下さい。
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