いざというとき懐中電灯が活躍しますが、
その豆電球の表示を見ると、
2.4Vや4.8Vとなっています。
乾電池1個の、電圧は1.5Vです。
電池を2つ使う懐中電灯では、電池の合計の電圧は、3Vです。
しかし、付いている豆電球を見ると、2.4Vと表示されています。
豆電球に表示してある電圧の方が小さいのですが、
球が切れたりせず、これで、大丈夫なのでしょうか。
豆電球は、電圧を加えると点灯します。
また、より高い電圧を加えることによって、
より明るく点灯しました。
理科の実験で「乾電池を直列に繋いで・・」
実験したことを憶えていますか。
しかし、完全に点灯してしまうと、
それ以上は明るくなりません。
極端に、高い電圧をかけると、豆電球は切れてしまいますが・・・。
その理由は、豆電球には、
完全に点灯してしまうと電気を流れにくくする性質があるのです
豆電球のフィラメントが、
熱のために電気を流しにくくするのです。
この事によって、少し高めの電圧をかけ、
豆電球の明るさを、100%引き出していたのです。
懐中電灯をいざというときに、使おうと思ったら、
球が切れていたり、電池がなかったなどないように、
家にある懐中電灯を点検しておいてください。
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