電気ノート

除湿機の選び方(42)

梅雨の時期が近づいて来ました。
雨が降ると、部屋の湿度が上がり、どうしても不快な感じがします。

こんな時に活躍するのが除湿機です。
部屋の湿気を取り除いてくれるすぐれものです。


除湿機のカタログに、「18L」・「14L」なんてありますが、
どういう意味なのでしょう。

JIS規格では、1日に必要な除湿量の目安が建物の構造ごとに示されています。

この中で、1戸建て住宅(木造)和室で、1日に必要な除湿量は、
0.48 (L/平方メートル)となっています。

この事から、もし部屋が、8畳(13.2平方メートル)だったら、
0.48 X 13.2 = 6.336L
と計算され対応機種を選べばいいことになっています。
(実際は、カタログには、きちんとわかりやすいよう計算してありますが・・・。)


一方、よく除湿機で、衣類の乾燥に使うことがあると思います。
女性の一人暮らし等で、洗濯物を部屋で乾かしたい
ということも多く聞かれます。

この場合、除湿能力が、多いタイプを選ぶ事をおすすめします。

除湿能力の多い除湿機は、洗濯物を早く乾かすことが出来ます。

この結果、洗濯を室内で乾かす時に一番気になる臭いが、
押さえられることになります。


除湿機選びでは、計算された数値よりタイプを選ぶのも良いのですが、
「洗濯物を乾かす」なら出来るだけ除湿能力の大きい
ものにしたほうが良いでしょう!!!。


参考  
1日に必要な除湿量 単位(L/平方メートル)
1戸建て(木造) 洋室 0.39
1戸建て(プレハブ) 和室 0.405  洋室 0.315
集合住宅(コンクリート) 和室 0.33  洋室 0.24



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