電気ノート
{おいしいご飯の炊き方3
昔からの言葉に、
「はじめチョロチョロ、中バッパ、・・・」
があります。
母から子へと伝えられて来た
おいしいご飯の炊きかたも、
いまではジャー炊飯器のマイコンに記憶され、
このIHジャー炊飯器にもしっかりと
伝えられています。
そんな炊飯器を使っても、
よりおいしいご飯を食べるための
いくつかのポイントがあります。
-1- 自分に合ったお米を、
1~2ケ月で使いきる量で買う
●米袋に表示された、
品種、産地、収穫年度、
精米年月をチェック。
精米されてから夏は1ケ月、
夏以外でも2ケ月以内に
使いきるようにしましょう。
●購入したお米は長期間保存すると、
質が低下します。
保管は風通しのよい、
涼しい場所にしましょう。
-2-お米は付属のカップで正確に計る
●付属の計量カップは、
1カップが約180mL(1合)。
一般計量カップ(200mL)とは違います。
必ず、付属の計量カップで正確に計りましょう。
-3-お米をよくとぐ
●必ず水でとぎます。
最初はたっぶりの水でさっとかき混ぜ、
すぐ水を捨てます。
次に米と米をこするように、
「といでは水を入れてすすぐ」を
水のにごりがなくなるまで繰り返します。
水が透明になったら、ザルに上げて
30分おいて炊くのがべターですが、
洗ってすぐ炊いても、IHジャー炊飯器なら
上手に炊けます。
-4- 水加減を正確にする
●内なべを水平にし、メニューに合った
水位目盛線のお米のカップ数に
合わせます。 水位目盛は目安です。
お米の種類やお好みによって、
水加減を半目盛まで調整できます。
●また、お湯(50℃以上)を入れてはダメ。
お米にきちんと吸水されず、
芯のあるべちゃつとしたご飯になってしまいます。
-5-炊飯器は、平らな場所に置き、
なべの底の汚れや水分を拭いてうちなべをセット
●炊きムラをなくすためにも、
炊飯器は平らな場所に置いてください。
●また、内なべを本体にセットするとき、
なべ底の汚れや水分は必ず拭き取ります。
本体に内蔵されているセンサーが正確に
働くようにするためです。
-6- 炊き上がったら、ご飯をほぐす
●炊き上がったら、約15分以内に
ご飯をほぐします。
底からすくい上げるように全体をほぐし、
余分な水分を逃がします。
そのままにしておくと、べたつきの原因になります。
●また、上ふたに付いている水滴も、
拭き取つておきましょう。
-7- 保温の場合、中央に寄せる
●パサつきを押さえるために、
ご飯は中央に寄せて保温します。
●それでも、長時間保温すると、
パサついたり、ふやけたりすることがあるので、
早めに食べきりましょう。
-8- あまり少ない量の保温はさける
●やはり、ご飯は炊きたてがおいしいもの。
特に少量のときは、保温はせずに
冷凍にして、電子レンジなどで
あたため直すとおいしく食べられます。