社会福祉法人下関みらい　小月こども園

大きな声で「集まりなさい！」なんて言わなくても広い体育館を走り回っていた子どもたちがピアノが聞えるとすっと集まってきましたね。きれいなピアノの旋律や歌声はピュアな子どもたちにまっすぐに届くようです。

さあ、ファンタジックな永谷郁夫・涼子のリズムワールドのはじまりです。季節感を盛り込んだ歌とリズムにあっという間に子どもたちは引き込まれていきました。なじみの曲を聞くとパッと身体が動く年長さんにお父さんお母さん方もびっくりでしたね。それぞれのリズムで使う身体の筋肉や機能は違います。子どもも大人も使うところから伸びていきます。いろいろな機会に触れて子どもだちの心と身体と脳を伸ばしていきたいですね。

お父さん、お母さんたちもお疲れ様でした。筋肉痛になった方、肩がほぐれた方といろいろいらっしゃるようですが、無理のないように子どもと触れ合う機会を作ってください。大好きな親ごさんとたくさん遊べて子どもたちの笑顔は本当に輝いていました。

中には、なかなか集団に入れずに輪の外で参加しない子もいましたが、やはりごちゃごちゃした大勢の集団が苦手な子もいます。その子なりにみんなのことも見ていますので、集団の秩序がそろったら、案外みんなといっしょにやっていることもあります。長い目で一緒に成長していきましょう。

ローズマリーとラベンダーの中でも少し月齢の高い２歳児さんには２階にあるような環境や感覚教具を使って少しスペシャルな時間をとっています。

いつもと違う静かな空間でちょっとお兄さん、お姉さん気分。先生のお話もよく聞いていました。

「あっ！ふたつはいっとった！」「あっ！これはひとり！」なんて、新鮮な子ども目線がたまりません。今日の給食はそら豆のオムレツ。豆の皮むきのお手伝いはレモンバームさんです。おかげでおいしい給食がいただけました。

しっかり、外で身体を動かして遊んだ後は集中力も違います。ワイルドさんの選択活動ものぞいてみましょう。

左上は１から１０００までの数を実際に量も使って並べます。上真ん中は葉っぱを拭くお仕事。右上は蝶々結び。左下ははさみ切り。

真ん中下は「三項式」と言われるモンテソーリの感覚教具。

（a+b+c)³=a³+3a²b+3a²c+b³＋3b²a+3b²c+c³+3c²b+6abc・・・という中学校ぐらいで習った項式を覚えていますか。この項式を立体にするとこの教具になります。男の子に人気です。

右下は絵カード合わせ。ピッタリの絵や文字を探します字がが読めるって楽しいな。

登園後、しっかり運動場で身体を使った後は各部屋で「選択活動」をする時間があります。自分で「やりたい」活動を選んで自分のペースでします。しない自由もありますし、お友だちの活動を見るのもOK。でも、お友だちの邪魔をするのはNGです。

左上は、蝶々結びの着衣わく。できたら、うれしいよ。

上真ん中は貝殻並べ。右上はのり貼り。左下は色円柱並べ。下真ん中は点を結んで幾何学模様を作ります。右下は円柱差し。ぴったりの円柱を見つけるとすっきりするね。